2020/02/25
皆さん、こんにちは。
ショウライツクールの児玉です。
本日は、国立大学の2次試験ですが、
塾生、そしてST予備校生全員の合格
を祈るばかりです。
さて、今日、お伝えしたいことは、
県立高校入試が終わったあとの過ごし方に
ついてです。
実は、高校入試が終わって、普通は、塾もやめて
ゆっくりするのが一般的です。
私は、これをいつも残念に思っています。
だから塾生には、その一般的な生徒に
ならないように、声を大にして伝えています。
何を伝えているかというと
次の2点です。
1つは、ゆっくりすることで何が起きるのかという
ことです。
それは、それまで高校受験ということで必死に
勉強したことが、高校入学までの1ヶ月間、何も
しないと、その勉強した記憶がすぐに頭の中から
消えてなくなってしまうことです。
これは、本当に驚くくらい早いスピードで
せっかくがんばって記憶したことが頭の中から
消えてなくなってしまうのです。
ゆっくりするということは、脳が勝手に勉強したことは
必要ないと判断して消えていくのかもしれません。
これは、私の憶測ですが・・・。
そしてもう1つ、どうしても伝えたいことは、
高校の予習をしてほしいということです。
この一ヶ月間の予習の貯金があるのとないのとでは、
入学してから、とてつもなく大きな差が出るのです。
分かりやすくいいますと
高校での学年順位が100番くらいアップするということです。
これは、実際にやったことがある人にしか
わからないことです。しかし、本当の話です。
高校入試が終わったあとの時間を
リラックスタイムに使うのか、次の準備に
使うのかでものすごく大きな差ができるということです。
ましてや、入試でギリギリに合格したという
生徒にとっては、大学逆転のチャンスでもあるのです。
だから、そこを声を大にして伝えたいのです。
東大をはじめ多くの難関大に合格者を出している
塾長に聞いた話ですが、難関大に合格する生徒は、
共通していることがあるそうです。
実は、この入試が終わった1ヶ月間に、センター試験
レベルまでの英単語をすべて覚え終わった生徒が、
難関大学に合格しているそうです。
この話でもわかるように、
難関大に合格するような生徒は、高校入試はあくまで
通過点で、次の大学入試に気持ちが切り替わっている
ということです。
そして、次の目標がない子は、高校入試が
合格することがゴールになっているのです。
だから、もちろん塾もやめ、1ヶ月間は楽しい
時間を過ごすのです。
次の目標が決まってない子のほとんどは、
進学校では落ちこぼれてしまいます。
もともと自分は頭が悪いと、自己肯定感も
なくなってしまうのです。
さらに、追い打ちをかけるように
次の目標がないから
勉強する理由もみつからないのです。
これでは進学校に合格した意味がありません。
そして親御さんも、どこか、高校に合格すると
自然と大学に行けるものだと勘違いされている
のです。
国立大学には自然とは決して合格しません。
高校のホームページをご覧になれば一目瞭然です。
但しその数字には、
一人で2校合格している生徒もいますので、実際は
もっと少ないのです。
浪人生がその数字に入っている場合はもあるのです。
宮崎県から現役で国立大学に合格するのは、そんなに簡単
なことではないということはわかっていただきたいのです。
塾の力を借りて、高校に合格した生徒が
塾をやめて、高校で成績が上がることは
ほとんどないですね。
そのままほっておくと気付いたときには
すでに遅し。とんでもないこととになって
いるのです。
何のために進学校を受験したのか?
それは、少なくとも大学に進学するためのはずです。
もしそうだったら、その大学に合格が決まるまで、
油断してほしくないのです。
そして、たとえ目標が決まってなくても
大学入試にむけて準備だけはしてほしいのです。
その準備こそが高校入試が終わったらすぐに、
高校の予習をすべき理由なのです。
塾によっては、高校部がない塾もあること
でしょう。
そういうお子様は、ショウライツクールで
予習しませんか?
そのような場合には
ショウライツクールにお気軽にお問合せください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m