2020/03/24
みなさん、こんにちは。
ショウライツクールの児玉です。
最近は中高一貫校ブームですね。
しかし、その分、成績が伸び悩んで
いるお子様も多いのではないでしょうか?
そのお子様のピンチを救えるのは
お母さんの決断次第という
「Oくん物語」をお伝えします。
それは、今、多くの中高一貫校で
成績が伸び悩んでいるお子様と
その親御様に勇気を与える物語です。
ノンフィクションですので、すごく参考に
なると思いますので、どうぞ、最後まで
読んでください。
また、中高一貫校の名前などは、
その学校にご迷惑がかかる恐れが
ありますので、学校が特定できないような
話の展開とさせていただきます。
予めご了承ください。
さて、Oくんは、小学校6年生のとき
中学受験のためSTに入塾しました。
そして中学受験で合格するため
勉強を頑張ったのですが、
第一志望校には不合格でした。
それで仕方なく、第2志望の
中高一貫校の私立中学に進学しました。
それと同時に塾も退塾し、私の中では
当然、進学した中学校で頑張っている
ものだと思っていました。
そして、Oくんが中3生になる3月くらいに
突然、お母さんから電話がありました。
「部活終わったら公立中に転校させます。
そして高校入試をさせたいと思っています。
先生、塾にいれていただけませんか?
まだ、空いていますか?」
という内容でした。
「もちろん大丈夫です。
何があったかわかりませんが一度、
詳しく話を聞かせてください。」
と言いました。元塾生は、
もし空いていなくても特別待遇です。
それで、詳しく話を聞いてみると
部活は楽しんでいるが、勉強が全く
ついていけていないという話でした。
それが原因で他にも何人もが、
同様に部活が終わったら公立中に
転校するとのことでした。
そして、Oくんが、夏期講習から
STに通塾しはじめました。
「おー、久しぶり、元気?
そんなに勉強できなくなったの?
前はできてたやん(笑)」
「はい、全然ダメです。(^_^;)」
Oくんは、勉強に対して自信を
なくしていました。
小学生のときの明るさが消えていました。
それで
その原因か知りたかったので
公立中に通う生徒が受ける模試を早速
やらせてみました。
すると、とんでもない結果でした。
5教科500点満点で150点を
下回っていました。
これでは当然、自信なくしますよね?
これでは、どこの県立高校も
合格できるレベルではありませんでした。
もちろん、その当時、Oくんより
成績の悪い塾生はいませんでした。
特に、英語がひどかったですね。
だから英単語を暗記させるところから
させました。
ここで、大切なことがあります。
Oくんは、転校する前は、
私立中の3年生です。
一学期は、中高一貫校なので、
当然、高校の内容の勉強に
入っています。
こんなに中学の内容が、
ボロボロな状態の生徒も
カリキュラムだから
ということで、ガンガン高校の
内容をすすめられます。
すすめる先生も心苦しいでしょう。
だから一度落ちこぼれたら
復活が難しいのはここにあります。
だから復活するためには、
究極の選択で
公立中に転校という最後の切り札
をきるしかないのです。
しかし、これも近くに個別指導の塾
で、中1の内容からていねいに指導し
てくれる塾があればいいのですが、
それを探すのも難しいでしょうね。
話が脱線しました。
もとに戻します。
まず、Oくんに何をさせたか
ですが、
中学1年の英単語から覚え
直させました。
すべての教科を中1からやり直し
するしかありませんでした。
もちろん、公立中でも校内順位もリアルに
下の方からのスタートでした。
ここからOくんの復活物語が
はじまります。
夏期講習以降、STの高校受験コースは
休みがありません。
土日も10時~22時20分です。
不平をいうことなくまじめに通塾
しました。
するとOくんの成績は確実に上がり
始めました。
22時20分に塾が終わっても家で
勉強するようになりました。
学校では、ST塾に通う塾生
数名で集まって
昼休みを活用して、担任の先生
と勉強するようになりました。
すると、みるみる内に成績は
うなぎのぼりに上がっていきました。
それと同時に、本来の明るさと
自信が戻ってきました。
小学生のときのOくんです。
模試でも結果がでました。
なんと
宮崎北高校もAA判定になりました。
夏にSTに来た時とは別人の
ような成績です。
私も指導していて頭いいなぁ
と感じることが多々ありました。
そして見事、
Oくんは第一志望校の宮崎北高校に
合格しました。
この物語のMVPはお母さんの
決断です。
もし、転校してなかったら・・・
Oくんは今も勉強嫌いだったでしょう。
自信のないOくんだったでしょう。
だからといって、
転校するとなれば、制服も鞄も
いろいろなものを買い替えないと
いけません。
それでも転校を決断し、塾も
たくさんある中でSTを選んで頂き、
最後はハッピーエンドになったわけです。
この物語のMVPは
お母さんです。
お母さんの思い切った決断です。
Oくんではありません(笑)
だから
もし、今、中高一貫校で
成績が低迷し、どうしようもない
ときには、Oくんのお母さんのように
行動されることが正解だと思います。
もし、本当にお困りの場合は、
お気軽にSTにご相談ください。
何か明るい未来が見えるかも
しれません(笑)
以上です。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。